WordPressは世界中で使われている人気のCMSですが、もともと英語圏向けに設計されているため、日本語などのマルチバイト文字に関しては、見落とされがちな不具合や制限があります。
その問題を解決してくれるのが、今回紹介するプラグイン「WP Multibyte Patch」です。この記事では、なぜ日本語サイトに必須なのか、そして導入方法・使い方をわかりやすく解説します。
目次
なぜ日本語サイトに必須なのか?
WordPressは英語をベースにしているため、日本語を扱う際に以下のような問題が発生します。
- 日本語の文字化け(特にメール送信時など)
- 文字数カウントの不正確さ(抜粋や概要など)
- 日本語検索の精度が低下する
- 投稿タイトルや本文の一部機能が正常に動作しないことがある

WP Multibyte Patchは、こうしたマルチバイト文字に関する不具合を解消してくれるプラグインです。
WP Multibyte Patchの導入・使い方
STEP
プラグインの検索
管理画面からプラグイン追加画面に移動します。


- 右上の検索フォームに「WP Multibyte Patch」を入力します。
- 先頭にヒットしたプラグイン(迷彩柄のアイコン)をインストールし有効化します。
STEP
設定は不要
多くのプラグインでは、個別に設定を行いますが、WP Multibyte Patchは有効化した時点で自動的にマルチバイト処理が補強されるので、設定は必要ありません。
まとめ
WP Multibyte Patchは、日本語特有の不具合を補うためのシンプルなプラグインです。有効化するだけで、文字化けや検索精度の低下といった問題を防げるので、日本語サイトを運営するなら導入しておいて損はありません。
とくに設定の必要もなく、初心者でも安心して使えるのが大きな魅力です。



以上、日本語ブログに欠かせない基本プラグイン「WP Multibyte Patch」のご紹介でした。